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看護大学生の向社会的行動と共感性との関連:学年別の傾向
https://aulib.repo.nii.ac.jp/records/944
https://aulib.repo.nii.ac.jp/records/9445a063e30-d300-4373-a7a5-8adbc134fa3b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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看護大学生の向社会的行動と共感性との関連 (580.0 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-05-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 看護大学生の向社会的行動と共感性との関連:学年別の傾向 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | The Relationship between College Nursing Students' Prosocial Behavior and Their Empathy : A Study of Tendencies by Grade | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 向社会的行動 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 共感性 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 看護大学生 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
岡田, 郁子
× 岡田, 郁子× 泉澤, 真紀× Okada, Ikuko× Izumisawa, Maki |
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抄録 | ||||||
内容記述 | 看護において相手を思いやる気持ち,少しでも相手の気持ちを理解しようとする共感性は重要な要素である。思いやりをもった行動は,心理学では「向社会的行動」とされ,看護基礎教育における向社会的行動を育む方法を見出すため,看護大学生の向社会的行動と共感性の関連を検討した。A私立大学看護学部の学生を対象に菊池が作成した向社会的行動尺度および木野らが作成した多次元共感性尺度を使用しアンケート調査を実施した。多次元共感性尺度は,「他者指向的反応」「自己指向的反応」「被影響性」「視点取得」「想像性」の5つの下位概念で構成されている。向社会的行動と多次元共感性尺度の5つの下位概念との関連を分析した結果,全体では「他者指向的反応」(r=.351,p<.01)と「視点取得」(r=.355,p<.01)に正の相関がみられた。学年別では,1年生では「被影響性」(r=-.425,p<.05)と負の相関,「視点取得」(r=.388,p<.05)と正の相関,2年生では「他者指向的反応」(r=.384,p<.01)と正の相関,3年生では「自己指向的反応」(r=-.587,p<.01)と「被影響性」(r=-.329,p<.05)に負の相関,「視点取得」(r=.383,p<.05)と「他者指向的反応」(r=.357,p<.05)に正の相関,4年生では「視点取得」(r=.419,p<.01)と「想像性」(r=.373,p<.01)に正の相関があった。「他者指向的反応」「被影響性」「視点取得」は全学年で相関があり,特に「視点取得」が高い傾向にあった。「視点取得」とは相手の立場からその他者を理解しようとする認知傾向とされ,相手の身になってその人の気持ちを理解しようとするものである。共感性のなかでも特に相手の目線にたち考えることが向社会的行動という思いやり行動と関連していることが示唆された。 | |||||
書誌情報 |
ja : 旭川大学保健福祉学部研究紀要 en : The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University 巻 12, p. 11-17, 発行日 2020-03-31 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 旭川大学保健福祉学部 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 18837247 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12396607 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |