@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:00000945, author = {岩本, 里美 and 山田, 直行 and 大橋, 美和 and Iwamoto, Satomi}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {研究目的は,周手術期看護のシミュレーション演習における事前学習の取り組みとリフレクションを分析して学習効果や課題を明らかにし,看護実践能力の育成を目指す教育方法を検討することである。研究の同意が得られた看護学生62名の自己評価から到達度を出し,記述内容を質的記述的に分析した。手術後看護で学生の看護実践能力が高いものは,バイタルサインとSPO2測定,観察では呼吸音の異常・創痛の有無,ドレーンからの排液の色・性状・量,尿量・色・性状,点滴刺入部,手術後1日目の状態,頻脈・頻呼吸・チアノーゼ・顔色・冷汗・気分不快・めまい・ふらつきなどの有無,体動時の痛みの程度などと患者の羞恥心や創痛に配慮した観察,患者誤認防止行動,酸素流量や輸液の指示量に合わせた滴下の確認,環境整備などであった。また,カテゴリー【考えることができた援助】,【認識した事前学習の重要性】,【実践に繋がった援助】,【生まれた余裕】,【患者・家族の心理面への看護の重要性】,【回復促進への看護の重要性】,【安全・安楽への援助の重要性】,【根拠に基づいた援助の重要性】,【思考の広がり】が抽出された。本演習は,学生の主体的学習行動による看護実践能力の育成に繋がったと考える。今後は,学生の臨床判断力を育成するための演習や主体的学習行動の継続に向けた教育的支援の必要性が示唆された。}, pages = {19--23}, title = {周手術期看護のシミュレーション演習における看護実践能力の育成を目指す教育方法の検討:事前学習とリフレクションからの分析}, volume = {12}, year = {2020}, yomi = {イワモト, サトミ and ヤマダ, ナオユキ and オオハシ, ミワ} }