@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:00000890, author = {岡田, 郁子 and Okada, Ikuko}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,患者の心理的・身体的苦痛を緩和する採血方法について,採血時の患者の体位・姿勢の工夫に焦点をあて検討すること,また経験年数による看護師・准看護師の採血実施時に感じる困難さの違いを検討することであった。病院に勤務する看護師・准看護師84名にアンケート調査を実施し,看護師46名(83.6%),准看護師9名(16.4%),計55名から回答(回収率65.5%)を得た。採血実施時の難しさでは,看護師・准看護師ともに経験年数別による有意差はみられず(p=0.521,p=0.670),「全くない」と答えたものはいなかった。『患者の体位・姿勢』の工夫では,〔実施時の体位〕〔穿刺部位の関節の伸展〕〔穿刺部位の固定〕〔安楽維持への配慮〕〔作業領域の確保〕〔人員確保〕の6カテゴリーに分類され,患者の安楽を重視した配慮であり,確実に採血が実施できるよう意識していた。具体的な内容として,経験年数に関わらず全体に個々の患者の希望を聞き,患者の安楽を前提に実施時の体位を決め,仰臥位で行う傾向があった。経験年数が少ないと患者・看護師共に採血しやすい体位としたうえで作業領域を確保し,刺入部位を伸展するなど基本原則に基づくものであり,経験年数が多くなると拘縮のある患者では体交枕を入れるなど状況を設定した応用的な内容であった。今後も患者自身の心理的・身体的苦痛を緩和する採血方法を患者の主観などを含め多岐にわたり更に検討していく必要がある。}, pages = {7--14}, title = {患者の心理的・身体的苦痛を緩和する採血方法の検討 : 採血時の患者の体位・姿勢の工夫}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {オカダ, イクコ} }