@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:00000846, author = {栗原, 律子 and Kurihara, Ritsuko}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,手作りケリーパッドを作成し,洗髪を実施した在宅看護論演習から学生がどのような学びを得ているのかを明らかにし,今後の演習内容および演習方法についての課題を見いだすことである。 研究方法は,A大学において平成28年度在宅看護論演習を履修し,本研究に同意が得られた51名の演習後レポートの記述内容を分析の対象とした。レポートの記述を意味内容が理解できる単位でコード化し,内容を類似性・同質性に従い分類し,サブカテゴリー,カテゴリー化した。その結果,洗髪の演習で得られた学生の学びに関して以下のことが明らかになり,今後の課題が示された。 1.演習で得られた学びは,洗髪の援助技術,在宅看護の特徴,チームの協働,訪問看護師に必要な実践能力であった。 2.グループで話し合いや振り返る時間を設けること,家庭にあるものを代用して洗髪用具を作成する演習方法は,学生にとって在宅看護の場のイメージ化につながった。 3.日常生活援助技術演習においても,訪問看護に必要な態度や礼節・マナーを学ぶことができる可能性が示された。 4.訪問看護師に必要な実践能力のうち,アセスメント力や判断力についての学びは得られなかった。今後の課題は,在宅の場のイメージ化をはかりながらアセスメント力・判断力を含む学生の思考力を育み,伸ばしていけるような演習内容の工夫・検討をしていくことである。}, pages = {29--36}, title = {在宅看護論演習における看護学生の学び : 手作り洗髪ケア用具による演習後レポートの分析}, volume = {10}, year = {2018}, yomi = {クリハラ, リツコ} }