@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:00000797, author = {高波, 澄子 and Takanami, Sumiko}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {【目的】「幸せ」とはどのような状況をいうのかを概観したうえで,高齢者の幸せのかたちを探るために,北海道H町に住む高齢者を対象に,彼らの思いを聞いてみた。 【方法】H町の高齢者は,これからの人生を,特に子ども家族とどのような関わりをもって生きることを望んでいるのか。H町シニアクラブの会員(60歳以上)168名を対象に無記名自己記述式質問紙を用いて調査し,高齢者の主観的厚生(幸福)をめぐる先行研究と照らし合わせてみた。 【結果】6割を超える者が,物理的な遠近に関わらず,子ども家族とは互いに助け合い連絡をとり合う関係を望んでいた。そして両性とも半数以上が「子ども家族と一緒に暮らしたい」「ゆくゆくは子ども家族と同居したい」として子どもらとの同居を望んでいる。しかし,自分自身が要介護状態になった場合は,『施設に入る』『介護付き高齢者住宅で過ごしたい』という答えが圧倒的に多く65%に上った。 【まとめ】高齢者の幸せな形をまとめると次のようになろう。子ども家族とは,『できるだけ近い』・『しょっちゅう連絡を取り合える』所に住まい,子ども家族との交流のなかで自立して生きる。そして,要介護状態になっても,子どもらに介護負担を課すことなく,親子の住まいは別々でも互いに交流を図りながら生きたい。}, pages = {7--12}, title = {高齢者の幸せのかたち}, volume = {9}, year = {2017}, yomi = {タカナミ, スミコ} }