@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:02000103, author = {谷川, 千佳子 and 片川, 俊太朗 and 泉澤, 真紀 and 並川, 聖子}, journal = {旭川市立大学保健福祉学部研究紀要, The Journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa City University}, month = {Mar}, note = {本稿では本学における変化の時代に求められる看護学士課程基礎看護技術教授活動指針の検討を目的に,看護学士教育に関わる高等教育行政の施策と関係諸機関の提言を概観した。文部科学省「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」からは,学生には教員から「教わる」のでなく自ら「学ぶ」姿勢が求められること,教員には学生が主体的に学び取ることのできる教育臨床への変容が要請されていることを確認した。看護学士教育の特質は,クリティカルシンキング力,創造的思考力の醸成,研究や臨床で求められる科学的探究のできる人材の育成と情報収集力,対人関係形成力及び看護職者としての高い倫理観の涵養,職業アイデンティティ確立の促進にあり,所属組織・地域の特徴を反映した教授活動が求められる。それには教員個々の経験主義的な教育手法や先行研究からのエビデンスのみを強調した教育からの脱却が欠かせない。と同時に何をすれば「学ばせた」ことになるのか常に再考し,「覚える学習」を「わかる学び」へ,「わかる学び」からさらに「できる学び」への転換を推進する方策を考え続ける必要がある。これらの課題の明確化は教学マネジメントを通じて,これまでどのように教育実践のための組織を編成してきたか,教育方法や内容は要請に応じられるものであるか,いかに発展させられるか等の視座から自律的にカリキュラムを自己点検することによって導くことができよう。}, pages = {65--69}, title = {指定規則と高等教育行政指針から変化の時代に求められる看護学士課程における基礎看護技術教育を考える}, volume = {1}, year = {2024}, yomi = {タニカワ, チカコ and カタガワ, シュンタロウ and イズミサワ, マキ and ナミカワ, サトコ} }