@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:02000008, author = {栗原, 律子}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,Moodleのコースへのアクセスログを分析し,学習効果と学修行動および授業への意識との関連を明らかにすることである。対象は,A大学で2020年度在宅看護論演習を履修した3年次の看護大学生のうち同意が得られた52名(回収率85.3%),記名自記式質問紙調査を実施した。学修行動は,Moodleの各コンテンツへのアクセス数および総アクセス数,学習効果は定期試験の成績を分析データとした。LMSを活用した授業に対する学生評価と意識は松本らの質問紙をもとに「学習意欲」,「授業への取り組み」,「ALへの評価」,「授業への参加意識」の4つの上位尺度にカテゴライズされた19の質問項目を用いた。「LMSの操作性」については,佐居らの質問紙を参考にして考えた質問3項目とし,質問は全22項目で,それぞれ「全くあてはまらない(1点)」から「とてもあてはまる(5点)」までの5段階で回答を求めた。学習効果と学修行動は一元配置分散分析(Bonferroni法)による多重比較,学習効果と LMSを活用した授業に対する学生評価と意識の関連は Pearsonの積率相関係数を求め分析した。学習効果と学修行動の関連では,課題提出において成績がA評価の学生とB評価の学生間に有意差がみられた。また,復習テスト,総アクセス数では成績がS評価の学生とC評価の学生間に有意な差がみられた。学習効果と LMSを活用した授業に対する学生評価・意識の関連は,成績が高い学生は ALへの評価得点が高く,成績と有意な相関が見られたのは,ALへの評価であったがその相関は弱かった。e-Learningシステムは,学生が利用しやすいツールの活用で,学修時間の延伸につなげられる可能性が示唆された。学習効果と LMSを活用した授業に対する評価と意識の関連では,成績が高い学生は ALの授業の評価も高い傾向にあった。}, pages = {47--52}, title = {e-Learningシステムを活用した授業の学習効果と学修行動および授業に対する意識との関連- Moodleの学習履歴による分析-}, volume = {15}, year = {2023}, yomi = {クリハラ, リツコ} }