@article{oai:aulib.repo.nii.ac.jp:00001002, author = {信木, 晴雄 and Nobuki, Haruo}, journal = {旭川大学保健福祉学部研究紀要, The journal of Faculty of Health and Welfare Science, Asahikawa University}, month = {Mar}, note = {目的:散逸したオリジナルの講演の想定される主旨を可能な限り再現する企図を目指す。 方法:遺稿群と周辺著作から成り立つ1970年出版のイーライによる全集版に収められた附属する断片1)と,2001年に出版されたシューマンらによって再集約された準テキスト群2)とそれらを巡る3人の研究者の諸考察を手がかりに,フッサールの哲学的な労作の真の意図と射程を明らかにする。 結果:3人の論者には,フッサールの関心について,解釈の相違が見られるが,確定性を軸とする多様体理論のフレームワークは再定義できた。 結論:フッサールが維持してきた現象学的な探求には,「理論の理論」という学問論的な意義を備えた統一性が見いだされると考えられる。数学者が取り組んできた現実の世界と理論形式との一致の判定など,フッサールは終生,哲学者として「世界の形式」を考察し続けており,見果てぬ夢としての「普遍学」を究極的な目標としていた。}, pages = {31--35}, title = {失われた現象学}, volume = {13}, year = {2021}, yomi = {ノブキ, ハルオ} }